ワイヤレスチャイムの誤作動の原因は?トラブルの少ない機器を使うのがおすすめ!

飲食店などで使用されているワイヤレスチャイムの誤作動が報告されています。押していないのに鳴ったり、押しているのに鳴らなかったり、といった事態は接客に対するクレームにつながることもあり、適切に対応したいものです。

一方、高齢者施設で利用されているケースでは命に関わることでもあり、こちらも大きな問題になります。

そこでここでは、ワイヤレスチャイムの誤作動が起きる原因を解説するほか、施設別のおすすめワイヤレスチャイムを紹介します。


1.よくある誤作動の原因と対処法

ワイヤレスチャイムの誤作動で最も多いのが、押していないのに勝手に鳴ってしまうことです。現在、飲食店は人手不足のところも多く、効率的な働き方が求められています。しかし、チャイムが勝手に鳴ってしまうことで、オーダーがないのにお客様の席に行くことになり、時間と労力が無駄に使われてしまうのです。

そこで誤作動の原因と、簡単にできる対処法を紹介します。


パターン① 送信機に汚れが付着している

対処法

落としたり、過度な衝撃を加えたといったようなことがない場合、汚れが付着していることが原因で、ボタンが押し込まれた状態になっていることが考えられます。まずはその汚れを拭き取ってみてください。ボタンの動きが元に戻るようでしたら、誤作動は解消されるはずです。


パターン②  送信機を濡らしてしまったことがある

対処法

送信機が濡れてしまった場合、すきまから水が侵入して中の基盤にまで影響が及んでいることがあります。一度、中の部品をできる範囲で取り出し、乾かしてみてください。

誤作動が解消されなければ、メーカーや取扱店に修理に出すか、新しいチャイムに買い替えてください。


パターン③ 自分の店舗で設定していない番号が受信機に表示される

対処法

このケースは2通りの原因が考えられます。一つは何らかの原因で番号が変更されてしまったことです。この場合は、番号を元に戻せば誤作動は解消するはずです。

もう一つの原因は、周波数がバッティングしていることです。使用機器が異なっていても、同じような周波数を使っていると周辺店舗と周波数がバッティングしてしまい誤作動が起きてしまいます。この場合は周波数の設定をし直すことで、誤作動は起きなくなります。

このようにさまざまな原因で誤作動が起きてしまいます。ぜひ参考にしてください。


2.使うシーン別、おすすめワイヤレスチャイム

前述したように、機器が違っても同じような周波数を使用していると、誤作動が起きることがあります。こうした誤作動で従業員の作業がストップしてしまうのはできれば避けたいことです。

日本のメーカーにおける呼び出しチャイム(競合他社)のほとんどが特定小電力を使用しており、同じような周波数帯なので、時には混信が起きてしまうことがあります。
しかし、海外の違法な電波を用いる商品と比較すると、周りの電波の影響を受けづらいものになっています。
また、特定小電力の強みとして外部への機器に影響を与えにくいのが特徴です。

オールトレイズナガタで取り扱う製品はすべて日本の製品ですので、あらゆる場所やシーンで活用されています。そこで施設別におすすめのワイヤレスチャイムを紹介します。


飲食店や介護施設…エコチャイム

前述したように送信機が濡れることが誤作動を引き起こす原因の一つですが、エコチャイムの代表的な特徴は高い防水設計です。そのため万が一、飲食店でお客様が水をこぼしたなどで濡れてしまっても問題なく使用できるのです。

また電池レスシステムで電池を取り替えることがありません。そのため電池切れでチャイムが鳴らないという問題も起こらないのです。送信機1つ1つに個別のIDがあるため、混信を起こすこともありません。卓数が多い飲食店にも安心しておすすめできます。

またボタンが押されたら0.001秒で受信機が処理できるハイスピード受信も特徴です。早く駆けつけて欲しいお客様にも対応することができます。

このハイスピード受信は介護施設でも高評価を得ています。入居者のもとにすぐに駆けつけることができるためで、体調の悪い際などにも有効です。防水機能が高いため、お風呂で使用している施設もあり、安心して入居者が生活できるようになっています。


病院や工場…エコチャイム、ファクトインコール



病院は高齢者の利用も多いため、力の弱い患者さんにも押せるようなボタンがおすすめです。その点、エコチャイムは丸型の設計で、触れることで反応するため病院のチャイムに最適です。またエコチャイムは電池レスシステムですから、1日に数百人数千人の患者が訪れる外来窓口でも利用できます。

またファクトインコールは、受信機がワイヤレスになっているため、看護師が離れた場所にいてもナースコールを受け取ることができます。

一方、工場では、パトライトや外部スピーカーとの連携ができるエコチャイムもおすすめです。広い場所や騒音が気になる場所ではチャイムに気づかないという問題も解決します。

また、ファクトインコールは3色のLEDで表示されるため、チャイムの押し方によって要件の内容を知らせることもできます。強バイブレーション機能の受信機もあるため、管理者が移動していたり、作業しているときでもチャイムに気づくことができます。


クリニックや市役所…リモートリプライコール

クリニックや市役所など、大人数が集まる場所で威力を発揮するのがリモートリプライコールです。フードコートなどで料理ができた際に呼び出し音が鳴る機器と同じシステムなのですが、メッセージが送れるため、クリニック外で待機している患者さんに順番のお知らせなどができるのです。

最近は新型コロナウイルスの影響で、大人数が集まらないようにする必要がありますが、このリモートリプライコールを活用すると患者さんの密を回避することができます。

また市役所で定期的に行う健康診断などでも活用されており、今後はさらに活用のシーンが広がると期待されています。

人との接触を可能な限り減らすことができるだけではなく、スタッフの業務効率化などにも貢献する優れものです。


3.誤作動や故障で困ったときのために、サポートのある販売店で購入

これまで見てきたように、ワイヤレスチャイムで誤作動が起きるとお店の評判や命に関わることもあります。できるだけ誤作動の起きにく商品を選ぶようにしましょう。

ただしその構造上、誤作動が起きてしまうことがあります。そのため誤作動が起きてしまった際の対処法も心得ておきましょう。購入する際は、サポートやアフターフォロー体制がしっかりしている販売店で購入することがおすすめです。

ちなみに弊社では、安全にまたご納得してお使いいただけるように、下記のようなサービスを提供しています。

 

・デモ機を用意

導入する前にデモ機をお試しで使えるので、使い心地や安全性を確認してから導入できます。

 

・首都圏ならスタッフが行って対応、初期設定も実施

首都圏内であれば弊社のスタッフが伺い、商品の説明を行うことが可能です。また導入時には初期設定も行いますので、すぐに使用を開始することができます。

 

・ニーズに合わせてカスタマイズも可能

用途や取得したい情報に合わせてさまざまにカスタマイズができます。

製品がしっかりしていることに加えて、万全なアフターサービス体制も整えていますので、万が一のことがあっても丁寧に対応させていただきます。

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