病院・クリニックでの呼び出しベルはシーンに合った使い方を!

呼び出しベルは場所やシーンによってさまざまな使い方があります。例えば病院やクリニックで呼び出しベルを使用するといっても、実際には病室からの呼び出し、スタッフ間での呼び出し、待合室からの呼び出しなどがあります。

そこで今回は、病院やクリニックでの使い方に合わせた製品を紹介していきます。

1.病院・クリニックで呼び出しベルが必要なシーンとは?

病院やクリニックで呼び出しベルが活用されているシーンは数多くあります。代表的なシーンを下記の3つにまとめました。

①患者さんが病院スタッフを呼び出したいとき

・受付にスタッフがいないとき

・トイレで具合が悪くなったとき

・点滴が終わったとき

・機械による施術が終わったとき、など

②病院スタッフが患者さんを呼び出したいとき

・診察の順番になったとき

・伝えたいことがあるとき

・屋外や駐車場の車の中で待機しているとき、など

③スタッフ同士の呼び出し

・患者さんの治療について確認したいとき

・緊急時に来てもらいたいとき、など

これらのシーン別に最適な呼び出しチャイムを、その機能と合わせて紹介します。

 

2.シーン別おすすめ呼び出しベル

前項では病院やクリニックで呼び出しベルが使われているシーンを紹介しましたが、それを踏まえて最適な呼び出しベルを紹介していきます。

①患者さんが病院スタッフを呼び出したいとき:エコチャイム

エコチャイムは、丸型の形状が特徴の呼び出しベルです。病院やクリニックで広く利用されているのには下記のような理由があるからです。

・力が弱くても反応する形状になっている

エコチャイムが病院やクリニックにふさわしい第一の理由は、この丸型の形状にあります。特にご高齢の患者さんの場合、力が弱く、音が鳴るまで押せないというケースも考えられますが、このエコチャイムはどこを押しても反応する設計になっています。しかも指先だけではなく、肘や腕などで押してもしっかり反応するようになっているのです。

しっかり押すことができたらカチッという音が鳴るのも特徴で、押したかどうかわからずに何回も押してしまうということもなくなります。

・電池レスなので電池切れの心配がない

エコチャイムは、送信機の中に内蔵しているコイルと磁石によって発電する仕組みです。ボタンを押すとコイルが発電し、受信機に電波が送られて呼び出し音が鳴るのです。つまり電源を使用しないため、電池交換が必要ないということでもあります。

これは経済的なメリットでもありますが、特に病院やクリニックなどでは呼び出しベルを押しても鳴らないことで、緊急時などに対応できないこともあります。しかしエコチャイムでは、こうした電池切れに伴うトラブルが起こらないのです。

・耐久性が高く、使用頻度の多い病院でも長持ちする

病院やクリニックでは不特定多数の患者が訪れますし、呼び出しベルの押し方は人それぞれです。特に大きな総合病院では来院する患者数も多く、1日に何度も呼び出しベルが鳴らされます。そのため耐久性の高さが求められますが、エコチャイムは耐久テストを行い、約20万回のプッシュテストをクリアしています。これは1日100回として、2000日間(約5年半)も使用できるということなのです。

②病院スタッフが患者さんを呼び出したいとき:リモートリプライコール

リモートリプライコールは、メッセージも送信できるワイヤレスチャイムです。その特徴を、病院やクリニックで使用されることを想定して解説していきます。

・遠くまで電波が届き、大きな病院内でも送受信できる

リモートリプライコールの最大の特徴は、その通信距離です。見通しの良い場所ではキロメートル単位で、屋内や遮蔽物が多い場所では100mから300mくらいまで通信が可能です。しかも中継機を設置すればさらに通信距離を伸ばすことが可能です。クリニックでは屋外の駐車場で待っている患者さんにも届きますし、大きな総合病院でも中継機を設置することで院内のどこにいても通信することができます。

待合室では番号がモニターに表示されたり、マイクで呼び出しすることもありますが、それだけでは気づかなかったり、見逃されたりすることもあります。そのためリモートリプライコールを活用することによって、スタッフの負担も軽減されるのです。

・32文字までのメッセージを送信することができる

リモートリプライコールは、音や振動に加えて32文字までのメッセージを送信することが可能です。そのため、患者さんを誘導するのにも役立ちます。例えば、駐車場で待っている患者さんを院内に呼び、さらに診察室や検査室に誘導することもメッセージを送るだけでできます。

また256通りの定型文が作成・登録できるので、使用頻度の高いものを登録しておくとスタッフの業務効率化にもなります。通信状況チェック機能が搭載されているので、メッセージが読まれたかどうかがわかるようになっているのも便利です。

③スタッフ同士の呼び出し:リモートリプライコール

前述した特徴に加えて、下記の機能があるため、患者さんを呼び出す用だけではなくスタッフ同士用としても使用することができます。

・最大999台の受信機が接続できる

リモートリプライコールでは、1台の送信機から999台までの受信機に電波を送ることができます。そのため、前述したような患者の呼び出しに加えて、スタッフ同士の呼び出しにも利用することができます。送信機に1から999までの番号を割り当てることができるので、例えば、001~499はスタッフ用、500~999は患者用といったように分けることでより使いやすくなります。

・32文字までのメッセージを送信することができる

患者さんを呼び出す際と同様に、32文字までのメッセージを送信することができるため、スタッフ間の連絡も効率的になります。ただ呼び出すだけではどのような用件で呼び出されたかわかりませんが、メッセージが送信できるため、なぜ呼び出されたのかが一目瞭然なのです。

例えば、「◯◯を持ってきて欲しい」というときに、呼び出してからメッセージを伝えるのではなく、送信機に「◯◯を持ってきて欲しい」というメッセージが送れるため、効率的です。

3.病院やクリニックで呼び出しベルの不安を解消したいならオールトレイズ・ナガタへ

病院やクリニックで呼び出しベルを使うシーンは、ときに患者さんの容態にも関わります。ぜひ安心できる製品をご利用ください。

弊社では、弊社では、ご要望があれば導入時に出張し製品の動作確認や説明をなどをさせていただきます。もちろん使用シーンや機能についてのご要望をお聞きし、それに最適な製品をご提案させてもらうことも可能です。ただし注意点として、患者さんの命に関わる際の無線通信のご使用はお控えしてもらっています。その際は有線での通信をお勧めさせていただきますので、ご了承ください。

このほか病院以外にも、飲食店や工場、介護の現場などで活躍する呼び出しベルを多数揃えています。ぜひご相談ください。

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